痛い話。【リーダーの為のRCFメソッド®︎】
おはようございます！
佐々木です。
昨日、妻とこんな話をしました。
佐々木浩一の紹介ビデオを
制作しているのですが、
そこでどんな表現をしていくか、
そんな内容の話です。
確かに色々苦労して
やっとそこそこ形になってきたし、
収入も増えたけど
それを表現しても結局、
「佐々木さんだからできたのね。」
になっちゃうんだよね。
で、妻曰く、
「あなたの場合、そうじゃないじゃん。
泥臭いし、本当に不器用に全然ダメな状態を
地に這いつくばってやってきて、
実際に普通の人にはプライドがあってできないことを
やってきてるじゃないか。」
「そういうのを表現するには
実際に白黒の回想シーンを撮影して、
あの弁当屋の厨房で中華鍋ふってた
あなたを表現しないとダメだよ」
そうかーーー・・・。
って思ったんだけど・・・、
その話をしたら当時の感覚を思い出してね。
チャーハンを３００食つくるとき、
５食分ずつつくるか、１０食分ずつつくるか、
時間との勝負だからチャレンジしないといけない。
当然、鍋の重さは倍になるわけで、
最初の頃って鍋が重たくて
全然鍋を返せなくて。
悔しいけど、
小さめの中華鍋でちまちま作った。
でも、毎日毎日やり続けて、
片手では絶対に無理だって思ってた
巨大中華鍋に、チャーハン１０食分入れて、
ガンガン返せるようになってて。
そんなころには、
鍋をつかむ左手の人差し指の側面全体が
硬いタコができてて。
このタコ、鍋を振ってできるタコじゃないんだよ。
火力の強い専用のコンロで
１時間以上毎日ノンストップで調理するから
熱くて火傷状態になるんだよね。
それがタコになって熱さも感じなくなるんです。
散々調理した後、
そこから配達に出るんだから。
昼までに売り切らないといけないから
時間との勝負。ライバルもいる。
車を飛ばしてオフィスビルディングを
ガンガン走り回るわけよね。
重たい弁当の箱を担いで。
一度、車のトランクにキーを置いたまま
閉めてしまって。。。
後部座席を力ずくでぶっ壊して
キーを取り出したこともあった。
諦めるってことをしたくないんだね。
だって、ただでさえ安い給料なのに
そんなので減給なんてシャレにならない。
突然、２歳の子供の父になって、
普通の学生のバイトとは背負ってるものが違う。
でも、持病の腰が時々悲鳴をあげる。
荷物を持てなくなったら仕事にならないし、
鍋を振れなかったらクビじゃんか。
痛くて動けないってなると、
情けなくて悔しくて涙が出たね。
１日１２時間以上働いて、
月給は１０００ドル（約１０万円）。
悲しい現実ですよ。
で、１回目の起業に失敗したとき、
「起業するから辞める」って言った
弁当屋に出戻りしたんだよね。
だって、他で雇ってくれる保障ないし。
プライドを捨てたよね。
なんでこんなに頑張ってたんだろうって
今振り返ると、やっぱり、
「いつか絶対に成功してやる。」
その想いだけが僕を支えてた。
その想いがあるから、
そんなきつい仕事が終わった後、
ビジネスの勉強もしたし
週末返上してプロジェクトをつくって
挑戦し続けたよね。
で、失敗し続けたね。
努力の仕方を知らないんだよね。
今の僕にはそれがわかるんだよね。
努力の仕方ってちゃんとあるんだよね。
間違った努力は悲劇だよね。
絶対に結果にならないんだから。
でも本人は自分を信じることを諦められなくて
頑張り続けるんだよね。
アスリート時代から
僕の場合は「間違った努力」を
人一倍頑張ってきたんだよね。
だから、頑張ってるのに
結果が出ない人を見ると、
今の僕は素通りできない。
頑張ってるのに結果にならなくて
そんな自分に苛立ち、
そんな自分を責めてる人を見ると
黙って見ていられないんだよね。
でも現実的に、
僕が手を差し伸べられる数は限られてる。
だから、僕は考えるんだよね。
「そもそもなぜ頑張り方を教える教育がないのか？」って。
「結果の出し方を教える教育はないのか？」って。
「学校でそういうのなんで教えないんだ？」って。
一人でも多くの人をって思ったら
教育しかないんだよね。
そんでRCFが生まれてきたんだよね。
結果には出し方がある。
それが望んだ結果を生み出す公式：RCF。
スポーツだろうがビジネスだろうが
音楽だろうがアートだろうが、
同じなんだよね、結果の出し方は。
こんな感じなんです、僕って。
今日も元気に笑顔で！
ありがとうございました。
佐々木
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