仲違いと共感の紙一重【リーダーの為のRCFメソッド®︎】
おはようございます！
佐々木です。
昨日は娘のコーチとミーティングを持った。
今シーズンを踏まえ、
来シーズンに向けてプランを立てるため。
２時間みっちり。
今の娘の課題は細かいことを言ったら
いくつもあるのだけど、
大まかにはジャンプ。
この課題を解決すべく
来季はどうやって必要な技を
必要な大会で成功させるかを
妻と僕、そしてメインコーチ２人と
一緒に話し合った。
最初、オレゴンに引っ越してきたばっかで、
娘も新しい環境に慣れるところからスタートし
コーチも娘を知り親を知りってところからスタート。
最初のうち話がうまくかみ合いません。
今シーズン、シーズン初めに
いい感じで飛べていたジャンプを
結局最後まで定着させられなかったことを
来季に持ち越したくなかったので、
そのあたりをどうやって解決するかの話が
メインとなりました。
ロスのコーチに月に一回見てもらうことも含め
今の環境で揃うものと揃わないものを
一回テーブルにすべて乗せ
ブレインストーミングしたかった。
でもどうも、うまく話が通じていないのです。
どうも、コーチにはこのように伝わっていたようです。
今シーズンうまくいかなかった、
ジャンプを定着させられないかった、
あなたたちコーチの力不足だから
ロスのコーチに見てもらうことを
来季は視野に入れたい、と。
そして、一人のコーチからは、
disrespectfulという言葉もでました。
つまり、失礼な態度だと。
そのようにとられてしまう背後に
以下のような前提があることに妻が察知します。
オレゴンに引っ越してきた経済的に余裕のある
家族が金の力で解決しようとしてる。
僕たち親の気持ちとその背後にある前提と、
コーチたちの気持ちとその背後にある前提が
ずれている。
娘の成功を純粋に願う２つの立場の違う者が
食い違っているという場面です。
さすが妻だと思いました。
その空気を察知し
僕たち家族がどういう過程で
今に至っているのかを話し始めました。
ロスにいた何年もの間、
娘をスケートに通わせるにも
お金がない。コーチに支払うお金がない。
スケートをやらせる親って
ほぼ１００％金持ちです。
しかも半端ない金持ち。
ところが僕たちは、
マジで貧乏。
一回のコーチ代４０ドル３０分。
これを週に２回取らせてあげるのがやっと。
食費を削り、月に３００ドル（約３万円）でやりくりし、
娘のスケート代を必死に捻出した。
妻がね。
僕は外で働いてただけ。
飲みにも一切行かず。
家と会社の往復のみ。
そういうところから這い上がって今があるって
話をコーチたちにしたのね。
妻は当然感情入って涙を流しながら。
やっと今、やっとこうやって娘に理想の環境を
用意してあげられるようになった、
だから今までできなかったことをすべて
やってあげたいんだって。
コーチたちも涙してた。
で、過程を踏んで今に至ってるっていう
前提を共有した瞬間に話がかみ合い始めた。
そうしたら、コーチたちも心を開き、
実は振り付けに関して他で担当してくれる人がいたら
本当に助かるって話が出てきて、
それをやってもらえると、
ジャンプの練習に１００％時間を使えるって。
今日の朝、妻は「コーチたちの
私に対する表情が変わった」って言ってた。
意思を伝えるって結局、
ただの要望を言語化する行為では
ないってことが言いたい。
前提の共有がとても重要で、
なぜそうしたいのか、そのなぜが見えないと、
まとまる話もまとまらないのです。
娘の成功を願う同じ目的で集う人同士が、
失礼だって感じたり感じさせたりして
合意や納得にもっていけないのって
本当にもったいない。
こういうすれ違いって日常茶飯事じゃないかって
僕は思うのです。
前提の共有がもしできたら
僕たちは立場を超えて必ず分かり合える。
身近なところは夫婦や家族。
大きなところは戦争。
問題の根っこは同じだと思います。
だから、僕はこの根っこを
ちゃんと教育の中に組み込みたいのです。
誰もが受ける教育なのだから、
人生にとって本当に大切なことを
身につける場にしていきたい。
そんな想いから僕は今の活動を拡げていき、
社会に根付かせるところまで持っていきたい。
RCFはそのためのツールですね。
では、今日も元気に笑顔で！
ありがとうございました。
佐々木
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
佐々木への質問を募集します。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
あなたの悩みを僕が直接回答し解決します。
どんな課題であっても結構です。
スッキリしちゃってください。
質問はこちらから
