本当の原因は自分にあった
2015年の年末。ある日の朝、私は布団から出られず、起き上がれなくなりました。身体ではなくメンタルの不調で、です。
当時の私は自分の指導に自信がなく、「こんな私が教えて良いのか」とすら思っていました。
子どもたちや保護者の方とのコミュニケーションも苦手で、教室で主催する生徒たちの発表会では人目につかないようにしていましたし、近所のスーパーで保護者さんを見かけると会わないように隠れていました。
そんな中、しんど過ぎて起き上がれなくなり、もう頑張れないところまで追い詰められていました。ピアノ教室を辞めるか、続けるかを迷っていた時にRCFメソッドを知り、受講を始めました。
RCFメソッドを学ぶうちに、私は潜在意識的に「人の言うことを聞きたくない」、「反抗したい」と思っていることに気付きました。例えば、様々な情報商材を買って、やろうと思っても続かない。これは心のどこかで、やるだけで満足していたからだと思います。
あるいは、自分を育ててくれた恩師と「仲違いして離れる」というパターンを繰り返していました。それはずっと「相手が私のことをわかってくれないからだ」と思い込んでいたのですが、
RCFメソッドを通じて紐解いていくにつれて、「自分が反抗したいから」相手からその言葉を引き出していたのだとわかったのです。