好きには2つある(「本当の欲求」と「嘘の欲求」)【リーダーの為のRCFメソッド®︎】
おはようございます!
佐々木です。
昨日の「好きこそ物の上手なれ」に
共感の声を幾つかもらいました。
そして、同時にこの質問が
来ました。
「好きだけでは食っていけない。」
今日はこれをガッツリ
紐解いていこうと思います。
世の中にはびこる
様々な「勘違いな常識」を
バシバシ切り倒していきますよ!
ちなみに「勘違いな常識」って
カッコでくくりましたが、
今まで話してきた「勘違い野郎」って
概念ありますよね。
そうそう、あの思い込みの
自作自演な自己内対話です。
「勘違いな常識」とは
「勘違い野郎」が集まって
社会性を帯び、
ある種の慣習化したものをさしてます。
いわゆる「常識」って言ってるやつです。
でも、世の中の「常識」のほとんどは、
「勘違いな常識」である。
これが僕の考えです。
では、本題にいきましょう。
「本当に好きだけでは食っていけない?」
ここ勘違いして欲しくない
ところなんですよね。
好きなことって
同時に嫌いなことも含まれてます。
ここの取り違いをして欲しくないのです。
僕の言う好きの定義を
ここで明確にしておきますね。
僕がいう「好きなこと」って、
何かを追求して
上達したり進化したり、
成長ってプロセスが含まれるものです。
どういうことか?
あなたが「好き」って感覚を知った時、
必ずその感覚を「もっと」味わいたいと
思うようになります。
それが「欲しい」という状態です。
つまり、「好き」の次に
「欲しい」という感覚に変化します。
「欲しい」という状態って、
「ない状態」から「ある状態」に
「なる」ことへの欲求です。
で、ここで勘違いがおきます。
僕たちは「なった状態」が
欲しいと勘違いするのです。
どういうことか?
「なった状態」と「なる」の違いが
わかれば、理解できます。
あなたは「ない状態」から「ある状態」へ
移動する感情の変化の
ダイナミクスの中に
「満たされる」っていう感覚を
味わいます。
だから、
あなたが本当に「欲しい」のは
何かと言うと、
「なった状態」という
「静的な状態」ではなくて、
「ない状態」から「ある状態」へ
「動的に変化する過程(ダイナミクス)」で
味わうことができる感情が欲しいのです。
それを僕は「成長実感」と
呼んでいます。
つまり、僕たちの好きって
何かと言うと、それは
必ず「成長」を含むのです。
もう一歩踏み込みますね。
とても大事なところなので、
明確にしていきます。
「ない状態」から「ある状態」への
変化の中に、人はある種の満たされる感覚を
感じるって言いました。
この変化のダイナミクスに
「時間」という概念を持ち込むと
あなたが「本当の欲求」と
「嘘の欲求」を見分けられます。
短時間で変化するのか、
長時間かけて変化するのかによって
呼び名が変わります。
短時間=「快楽」
長時間=「達成感」
さらに
時間の量(長さ)だけでなく、
質(難易度)を加えることで、
「より大きな達成感」
となります。
痛みやネガティブな感情への
避けたい気持ちが強い人ほど、
短期的な欲求充足、
つまり「快楽」を求めます。
痛みやネガティブな感情への
耐性が強いほど「より大きな達成感」を
求めます。
より短時間でより大きな変化を
求める方向にあるのが、
セックス、ドラッグ、スリル、アルコール、瞑想など。
より長時間で困難を超えてでも
大きな変化を求めていく方向にあるのが、
スポーツならオリンピックとか、
登山ならチョモランマとか。
で、短時間であろうが長時間であろうが、
自分の人生のバランスを欠いてまで取り組んだ場合、
それはある種の依存症的な
状態を生み出してしまいます。
セックス、ドラッグ、スリルなど、
短時間の欲求充足でバランスを崩したケースって
簡単に想像がつくと思います。
では、長時間の側で依存症って思いつきますか?
僕が知ってる例だと
この意見には賛否はあると思いますが、
ボクシングの元世界チャンピオン、
辰吉のケースかな。
40歳超えてまだ世界目指して
現役にこだわってやってます。
もう衰え甚だしい状態にもかかわらず、
チャンピオンになるあの瞬間の快楽が
忘れられず、
チャンピオンでない自分を
受け入れることができず、
変化を拒んでいる。
僕には残念ですがそう見えちゃう。
話を元に戻しましょう。
時間の長さと質、
自分はどの辺りが一番欲しいのか、
これを見極めましょう。
より大きな達成感を味わう方向で
少しずつ自分の耐性をつけて進んでいったら、
人生は確実に充実します。
そして、もう一つ重要なのが、
「バランス」です。
「成長実感」って、
自分一人のことを考えるより、
より多くの人を巻き込んで得たものの方が、
「成長実感」がより大きくなります。
まず家族、そして仲間、
お客さん、取引先、
より多くの家族、そしてより多くの仲間、
より多くのお客さん、より多くの取引先。
人を巻き込んで得られる「成長実感」を
追求していったら、僕たち人間は
「バランス」を欠くなんてことには
絶対にならないのです。
成功にはいろいろな形があります。
僕が思う「真の成功」って
「バランス」を伴ったものだと
思います。
それが僕のメンターが教えてくれるものだし、
僕の妻が僕を方向づけてくれていることだし、
幸せな成功者のすべてが
向かっている方向だと思います。
「人を巻き込んで」
これがキーワードになりますね。
ここにチャレンジがあるんですね。
ここで難易度が増していくんですね。
だから、「達成感」は大きくなるし
「成長実感」も大きくなりますね。
さあ、今日お伝えしたこと
しっかり理解して、
まずは世の中見渡してください。
あなたが目指したい手本、
あなたが目指したくない手本、
両方見えてくると思います。
そして、あなた自身、
どんな「成功の在り方」を目指したいか、
しっかり描いて欲しいです。
では、
今日をあなたの最高の笑顔とともに
最高にハッピーな気分で!
ありがとうございました。
佐々木
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