家族に垣根つくってどないすんねん！！

おはようございます！
佐々木浩一です。

今日は大望年会２０１８の
テーマである
「垣根を超えて繋がろう」
にちなんで『垣根』について
書こうと思います。

そもそもなぜ日本の自殺者は
こんなにも多いのか？

未成年に関しては増加し続けているそうです。
少子高齢化の中で未成年者の
自殺者が増え続けているという
この実態は本当に国自体が危機的状況を
迎えているということです。

この現状に対して危機意識を持った人が
様々な取り組みをしております。
それはとても素晴らしいことだと思います。

ただし、やり方が断片的で表面的だと思います。
理由は、なぜ今の人が自殺するのかの
根本の原因を突き止められていないからです。

以下、僕が打ち出している仮説です。

専門用語は避けて、
できる限りわかりやすい
言語を用いるようにしますので
お付き合いください。

最近、「レジリエンス」って
言葉が巷で使われ始めました。
これって「逆境を跳ね返す力」っていう
意味で使われ始めました。

いわゆる「精神力」とか「根性」とか
昔に言われていたことなんだと思います。

「教育改革２０２０」でも
「生きる力」って言葉で表現されてますが、
これらの言葉は人間の精神作用に関する
だいたい似たような部分について指しています。

単純化して言うと、
今の日本人の精神が弱体化していることが
原因となって自殺者が増えているって言えるのだと思います。

これは自殺者だけでなく
離婚率の増加傾向でも同じように読み解けるし、
ノウハウコレクターとかセミナージプシーとか
言われている人たちも同様に
精神の弱体化が原因となっていると
ざっくりと括ることができると思います。

もう少し身近な表現を使うと
以下のような表現になるかな。

生き抜けない。
やり抜けない。
道を見いだせない。

継続できない。
自信がない。
何がしたいのかわからない。

こんな調査にも日本人の精神の弱体化現象は
見て取れますね。

＝＝＝

・将来の夢の有無

将来の夢が「ある」という
回答が多かった国は、
中国（９９．０％）、
アメリカ（９８．０％）で、
ほとんどの高校生が将来の夢があると回答しています。

日本は、他の国に比べて
将来の夢を持っているという
回答が最も少なく、
日本（６７．０％）の高校生は
将来の夢が「ない」という状況が
３人に１人という結果になりました。

＝＝＝

子供の目線になれば
このように考えても当然
といえば当然だと思います。

メディアでも学校でも
目にする現実は惨めな
ものばかりですからね。

当時子供の頃の僕がもし今の
子供たちが直面している現実に
対応しないといけないのだとしたら、
ちょっと無理だったと思います。

絶望的というか。。。

だって、子供にとって学校と家庭が
世界を構築しているわけで、
学校ではスマホでいつでも検索できる知識を
暗記しなければならないという
理解不能な茶番劇がずっとやられていて、
家庭ではその茶番劇を強要する親がいるんです。

子供にとって世界という自分が生きる場が
こんな状況なんですよ。
僕だったら無理ですね。
まともな精神状態でいることが。

ついつい話が脱線しましたが、
元に戻すと・・・

普通に「できない」ことを
「できる」に変えていくことが
成長であり人生を前に進めるってことです。

その力が弱体化していると。

これを元の状態、
本来の状態に戻す方法は、
実は社会性を取り戻せば良いのです。

最初に繋ぎ直す場所は
家族関係です。

親子間の心の繋がりを
紡ぎ直すことが最初に取り組むことです。

その時のチャレンジは、
感情的なストレス耐性を
作っていくプロセスになります。

本来であればこのチャレンジは
身体が子供から大人に変化する
思春期の時期に親子間でやるべき課題です。

今の親は自分もまた自分の親との間で
思春期にやるべきことをやってないので
感情的ストレス耐性が育ってません。
だから子供との間でこれにどう向き合って良いかを
全く知らないってことになります。

だから、まずは親である僕たち大人が
自分の親との関係性を繋ぎ直し、
そして夫婦間の関係性を再構築し、
さらに子供との関係性を育てていくっていう
流れとなります。

これが進めば人の精神は強くなります。
人間とは人の間と書くように、
人と人との繋がりの中で初めて生きられる生物です。

だから、繋がり命なんですよ。
繋がれない＝人間として不十分
ということです。

そして最初の繋がりは人間誰もが
全員、家族から始まります。

家族の状態がその人の人生を決定づけます。
精神弱体という問題解決の第一歩は
家族から。

次にその繋がりが
先祖からの流れであると気づけます。
そして自然界の循環に気づけます。
自分が全てと繋がっていると体感したら
本当に強い人間の出来上がりです。

古代神道が教えてくれていたことですね。

さてさて、そういう意味合いでの
NPO法人『共育の杜』のミッション
「垣根を超えて繋がる社会」ですし、

大望年会２０１８のテーマ
「垣根を超えて繋がろう」
なんですよ。

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今日は以上です！

 

 

今日１日をあなたの最高の笑顔とともに！
ありがとうございました。

 

 

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佐々木浩一

 

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